JF日本語教育スタンダードを活用した事例をご紹介していきます。

アンタナナリボ大学(マダガスカル)のラクトマナナ先生が、JF日本語教育スタンダードを活用して観光ガイド育成用の日本語教科書を開発しました。

開発にあたってのシラバス作成、評価基準の設定の仕方や、教科書が教師や学習者達に与えた影響など、くわしいレポートが日本語教育通信「日本語教育レポート」に掲載されています。
【第34回】JF日本語教育スタンダードを活用した観光ガイド育成のための日本語教科書開発 -マダガスカル アンタナナリボ大学日本語コースの実践-
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/tsushin/report/201706.html

ラクトマナナ先生に、JF日本語教育スタンダードを活用した感想をうかがいました。

-教材開発の中でJF日本語教育スタンダードはどのように役立ちましたか。
 「JF Can-doは、レベル基準がはっきりしていて、具体的なコミュニケーションの目標を設定するために、とても役に立ちました。授業も変わりましたね。」

-教材を使い始めて、学生達にはどんな変化がありましたか。
 「目標をよく理解するようになりました。学生達のパフォーマンス能力が高くなったと感じています。」

なお、本教材は日本語国際センターの図書館(http://www.jpf.go.jp/j/urawa/j_library/j_lbrary.html )で見ることができます。

みなさまの教育現場にJF日本語教育スタンダードを活用した事例があれば、是非お寄せください。本サイト上で紹介させていただきます。
宛先: jfstandard[at]jpf.go.jp 
    (メール送信時は、[at]を@マークに変更してください)
 
インドの日本語教師向けに作成されたJF日本語教育スタンダードを紹介するレポートが掲載されました。

http://www.ijcci.com/PDF/Resourcepaper/Resource%20Paper%20-%2012,%20JF%20STANDARD%20for%20Japanese%20Language%20Education.pdf

IJCCIランゲージスクールのGeethanjali先生が作成したものです。
(IJCCIとは、INDO-JAPAN CHAMBER OF COMMERCE & INDUSTRY/印日商工会議所の略)
Geethanjali先生は、日本語国際センターの教師研修(2015年度夏期短期研修)に参加した後、このレポートを作成しました。作成の背景を次のように説明してくださいました。

「日本から帰国後、JFスタンダードについて発表しましたが、インドの日本語教師にJFスタンダードがあまり理解されていないと感じました。そこで、この文書を書かなければならないと思いました。いろいろ工夫している教師達に、英語で作成したこの文書は役に立つのではないかと思います。多くの学習者はコミュニケションができることを目指して日本語の勉強をしています。学生の学習目標を達成するためにJFスタンダードに基づいたコースに変えることが必要じゃないかと考えています。」

このレポートに対して、インドの先生方から、「コミュニケションができるということは大切だとわかるようになった。」「教室で習う日本語と職場で使う日本語の差を減らすために「まるごと」を使ったり、JFスタンダードに基づいた、Can-do目標のコースや授業の設計をしてみたい」といったコメントが寄せられたそうです。
 
今後も、JF日本語教育スタンダードの活用事例の情報をお寄せください。
宛先: jfstandard[at]jpf.go.jp 
    (メール送信時は、[at]を@マークに変更してください)
 

口頭での課題遂行能力の測定に、JF日本語教育スタンダード準拠ロールプレイテストを利用した事例です。2016年10月14日にご紹介している山元(2016)と合わせて読むことができます。

真島知秀、山元淑乃(2017)「課題遂行能力の向上を重視した初級日本語学習 : JF 日本語教育スタンダード準拠ロールプレイテストによる評価結果」『琉球大学国際教育センター紀要』No.1 pp.39 -52
http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/20.500.12000/36637/1/No1p039.pdf
JF講座で行われている「JFスタンダード準拠日本語講座」での実践を事例集としてまとめた冊子『JF日本語教育スタンダード」準拠コース事例集2015』(2016年3月1日発行)を、以下URLで公開しています。
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/education/jf/case/2015/

執筆者は、海外31拠点のうち16拠点で実際に日本語を教えている現地のネイティブ/ノンネイティブの講師24名です。

「JF日本語教育スタンダード」準拠コース事例集2014と同様に、本書に収められている事例の一つ一つは、JFスタンダードに準拠した日本語授業をどう行なえばいいかを考えるときに参考にしてほしいサンプルです。ぜひご参考ください。
JF日本語教育スタンダード準拠ロールプレイテストを利用して評価を行った事例です。

山元淑乃(2016)「文型積み上げ式シラバスによる初級日本語学習修了者の課題遂行能力 : ロールプレイテストによる評価と質問紙調査の質的分析を通して」『琉球大学留学生センター紀要』Vol.3 pp.55 -63
http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/bitstream/20.500.12000/33845/1/Vol3p055.pdf
JF日本語教育スタンダードをコースや評価、教材作成に活用した事例を3点ご紹介します。 

片桐準二、スレン・ドルゴル、ダワー・オユンゲレル、中西令子、浮田久美子、牧 久美子(2016)
「モンゴルにおける初中等教育機関向け日本語教科書の開発-プロフィシェンシー重視と自律学習支援への取り組み-」『国際交流基金日本語教育紀要』第12号 pp. 57-72
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/research/report/12/pdf/04.pdf

奥山令織奈(2015)
「フランス中等教育バカロレア受験クラスにおける『まるごと日本のことばと文化』使用の可能性と課題」」『国際交流基金日本語教育紀要』第11号 pp. 83-93
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/research/report/11/pdf/06.pdf

堀井惠子(2015)
「Can-doを活用した学部日本語カリキュラムのリ・デザイン : J-GAP中日アーティキュレーション・プロジェクトの活動から」『Global communication』5,pp. 77-87武蔵野大学グローバル教育研究センター
pdf   堀井惠子「Can-doを活用した学部日本語カリキュラムのリ・デザイン : J-GAP中日アーティキュレーション・プロジェクトの活動から」
Japanese Language Education Global Articulation Project(以下、J-GAP)をご紹介します。これは、JF日本語教育スタンダードを活用して、カリキュラムのアーティキュレーション(連携)に取り組んだアメリカでの事例です。高校や大学で教える日本語教師が、学習目標をCan-do形式で書いて共有することで、日本語を継続的に学ぶ学生を支援しようとする意欲的な試みです。
 
J-GAPについての詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://j-gap.wikispaces.com/ 

pdf   J-GAP_USA(2011-2015)Final Report Supplement
JF講座で行われている「JFスタンダード準拠日本語講座」での実践を事例集としてまとめた冊子『JF日本語教育スタンダード」準拠コース事例集2014』(2015年1月31日発行)を、以下URLで公開しています。
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/education/jf/case/2014/

執筆者は、海外31拠点のうち12拠点で実際に日本語を教えている現地のネイティブ/ノンネイティブの講師15名です。

2012年から2014年にかけて、それぞれの現場で実践を重ね、そのなかで出てきた課題や問題点を、年1回、2週間余りの訪日研修で他の海外拠点の教師と共有し、解決方法を議論し、そこで得られた解決案を、帰国後、次の実践に繋げ、また新たな課題や問題点に立ち向かう、その過程をレポートとしてまとめました。

本書に収められている事例の一つ一つは、JFスタンダードに準拠した日本語授業をどう行なえばいいかを考えるときに参考にしてほしいサンプルです。ぜひご参考ください。

活用事例の論文をご紹介します。
JF日本語教育スタンダード及び「みんなのCan-doサイト」を活用した授業の事例です。

陳姿菁(2013)
「「Can-do」を利用した会話活動デザイン」
『台湾日本語教育学会 2013年度国際学術シンポジウム論文集』84-93

全文がPDFでご覧いただけます。

pdf   陳姿菁「「Can-do」を利用した会話活動デザイン」
活用事例の論文をご紹介します。
以下URLより全文ご覧いただけます。

新井優子・和氣圭子・石上綾子・石田麻実・小浦方理恵・関崎博紀(2012)
「タスク型オーラルテストにおけるCan-do Statementsを用いた評価方法の一試案」
『筑波大学留学生センター日本語教育論集』27、81-103
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/index.php?active_action=repository_view_main_item_detail&page_id=13&block_id=83&item_id=27710&item_no=1

ケルン日本文化会館での事例を2点ご紹介します。
みんなの「Can-do」サイトを活用し、シラバスの改定やレベルチェックテストの作成を行った事例です。

①は口頭発表用スライド、②は論文集原稿をご覧いただけます。

①磯村一弘、三矢真由美(2011)「「みんなのCan-doサイト」を利用した初級講座シラバスの改訂
―CEFRからJF日本語教育スタンダードへ―」、第10回日本語教育研究世界大会(天津外国語大学)、口頭発表

②磯村一弘、三矢真由美(2011)「JF日本語教育スタンダード「みんなのCan-doサイト」を用いたレベルチェックテストの作成」
『ヨーロッパ日本語教育』16(2011ヨーロッパ日本語教育シンポジウム報告・発表論文集)、171-175

pdf   ①口頭発表スライド
pdf   ②論文集原稿
『国際交流基金日本語教育紀要』第9号が発行されました。
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/research/report/09/index.html
その中から、JFスタンダードをコースや評価、教材作成に活用した事例を4点ご紹介します。

渋谷実希(2013)「タイの教育現場支援としてのJF日本語教育スタンダード導入―『あきこと友だちCan-do ハンドブック』の作成―」
『国際交流基金日本語教育紀要』9、109-120
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/research/report/09/pdf/07.pdf

藤長かおる、中尾有岐(2013)「JF日本語教育スタンダードを利用した「教師向け日本語講座」改善の試み」
『国際交流基金日本語教育紀要』9、89-107
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/research/report/09/pdf/06.pdf

イリーナ・プーリク、リュドミラ・ミロノワ、山口 紀子(2013)「ロシア一般人向け日本語コース用初級コースブック『どうぞよろしくⅠ』開発報告」
『国際交流基金日本語教育紀要』9、135-150
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/research/report/09/pdf/09.pdf

熊野 七絵・伊藤 秀明・蜂須賀 真希子(2013)「JFS/CEFRに基づくJFS日本語講座レベル認定試験(A1)の開発」
『国際交流基金日本語教育紀要』9、73-88
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/research/report/09/pdf/05.pdf
海外(中国・香港)での活用事例を2点ご紹介します。
以下URLより、①は全文、②は発表要旨をご覧いただけます。

①何 建軍(2012)「ホテルインターシップ事前トレーニングのシラバス開発の試み」『日本言語文化研究会論集』8
http://www3.grips.ac.jp/~jlc/jlc/ronshu/2012/10he.pdf

②郭 穎侠(2012)「JF日本語教育スタンダードを利用したコースデザインの試み」、第9回国際日本語教育・日本研究シンポジウム(香港城市大学)、口頭発表
http://www.japanese-edu.org.hk/sympo/schedule/Abstr/Abst144.html

JF日本語教育スタンダード準拠教科書『まるごと 日本のことばと文化』(試用版)を使った事例の報告です。

丸谷しのぶ・藤長かおる「相互理解につながるコースとは?―成人向け会話入門コースの試み―」(ポスター発表)、
第9回マレーシア日本語教育研究発表会・浦和研修報告会

ポスターと予稿集原稿をご覧いただけます。

photo   ポスター
pdf   予稿集原稿
ローマ日本文化会館での活用事例をご紹介します。

ローマ日本文化会館の日本語講座では、すべてのコースでCEFR/JF日本語教育スタンダードを組み入れた授業を行っています。
2010‐2011年に各コースで使用した資料をHPで公開しています。

http://www.jfroma.it/index.php?option=com_content&view=article&id=138&Itemid=85&lang=ja
活用事例の論文等を4点ご紹介します。URLから閲覧が可能です。

関崎友愛・古川嘉子・三原龍志(2011)「評価基準と評価シートによる口頭発表の評価―JF日本語教育スタンダードを利用して―」『国際交流基金日本語教育紀要』7、119-133
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/research/report/07/pdf/121206_08.pdf

プーリク,イリーナ(2010)「一般成人向けの日本語コースデザインの改善―ノボシビルスク市立「シベリア・北海道センター」の場合―」『日本言語文化研究会論集』6、73-100
http://www3.grips.ac.jp/~jlc/jlc/ronshu/2010/Irina.pdf

プーリク,イリーナ(2011)「シベリア北海道文化センター日本語コースの改善の試み―JF日本語教育スタンダードの導入と学習者・教師の反応―」『日本語教育通信』
http://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/teach/tsushin/report/201111.html

ホアン,ティ マイ ホン(2010)「JF日本語教育スタンダードに基づく日本語会話テストの開発―中等教育における日本語学習経験者を受け入れるハノイ国家大学の試み―」『日本言語文化研究会論集』6、183-210
http://www3.grips.ac.jp/~jlc/jlc/ronshu/2010/Hong.pdf

JF日本語教育スタンダード開発過程において、CEFRを参考にした日本語教育の試行と検証を、国際交流基金の海外拠点と国内付属機関計4ヶ所で実施したときの事例をご紹介します。

①ケルン日本文化会館「CEFRの共通参照レベルとCan-doで初級シラバスを見直す―講師の協働によるコース改善―」
②ソウル日本文化センター「日本語上級コースの目標設定にCan-doを利用する―日本語能力試験1級合格のその先へ―」
③日本語国際センター「ポートフォリオを作文評価に活かす―学習者が作文を自己評価する仕組み―」
④関西国際センター「ポートフォリオで自律学習を促す―海外で日本語を学ぶ大学生の自律学習支援―」

添付ファイルをダウンロードしてご覧いただけます。

pdf   ①ケルン日本文化会館(411KB)
pdf   ②ソウル日本文化センター(1.13MB)
pdf   ③日本語国際センター(319KB)
pdf   ④関西国際センター(518KB)
pdf   ④関西国際センター詳細版(497KB)
other   ④関西国際センター資料(ZIP/2.68MB)
17件のうち1~17件を表示。      1